Ceramic 陶磁

c-41

書籍: 陶磁の粋 日本の赤絵 その源流と展開
編者/発行:朝日新聞西部本社企画部 発行日:1979年
サイズ:24.7 x 25.5 x 2.6cm 頁: P.192
状態:A 良い 布張り装丁の布にスレ・汚れ・毛羽立ち、本文巻末と巻頭付近の数ページにシミあり
価格:¥2,000 (税込)



朝日新聞社が開催した、創刊100周年を記念した「陶磁の粋 日本の赤絵展 その源流と展開」の展覧会図録。
「日本赤絵の源流」から始まる。中国・宋代の赤絵から明朝・清朝の伝来品が紹介されている。 17世紀初頭に日本に陶胎赤絵・磁胎赤絵の技法が導入され、肥前赤絵、加賀赤絵、また京赤絵と発展する。それらの系譜をテキストと豊富な図版で説明している。
最後は「現代への継承」として本書発行当時に赤絵を含む陶芸界を牽引する陶芸家たちを挙げている。

カラー図版多数。作品だけでなく窯のある各地の風景や有田町の磁石の採掘場などの写真も収録されている。 巻末に日本主要窯略図、陶磁用語辞典、日本の赤絵関連年表、全て日本語表記。
光沢のある布張り装丁。表紙の布の表面にスレ、汚れや毛羽立ち、本文巻末と巻頭付近の数ページにシミあり。図版含む本文ページは美。